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笠岡市立竹喬美術館特別展「艶美の競演−東西の美しき女性」(2014年10月4日〜11月24日)

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笠岡市立竹喬美術館(岡山県笠岡市)にて、埼玉県在住の木原眞人氏が所蔵する日本画コレクション「木原文庫」より、代表作81点を選抜して紹介する特別展が開催されます。

第一部の「艶美の競演―東西の美しき女性」では、東京の鏑木清方と大阪の島成園の作品を中心として、上村松園、北野恒富、木谷千種らの作品57点を展示。東西日本画における女性表現の艶やかさを比較しながら、それぞれの魅力を探ります。
また第二部の「近代日本画の名手」では、横山大観、竹内栖鳳、冨田溪仙、橋本関雪、榊原紫峰、土田麦僊らの歴史画、花鳥画、風景画24点により、近代日本画の名手が形成した大きな流れを辿ります。

木原氏は少年期より近世から近代に至る文学に親しみ、職を得たのちにはこの時代を彩った文学者の直筆資料や画家の作品の蒐集に努めてきました。これらのコレクションは「木原文庫」と称され、一部は鏑木清方展や島成園展などで紹介され、すでに高い評価を受けています。

展示作品の中から、一部をピックアップしてご紹介致します。

左の島成園《黄昏》をご覧下さい。
剃り落とした眉に島田くずしの女性。天井から吊るされた八方(はっぽう)に灯りをともすべく、付木(つけぎ)の火が消えぬよう、袖で風を避けるしぐさが彼女の優しい気遣いを感じさせます。
絣模様の白い着物は夏の着物なのでしょう。袖付けや袖口の表現が、軽やかな印象与えており、鹿の子絞りの手絡と前垂れの紐の青い配色も、楚々とした着こなしに一役買っています。

画題にある「黄昏」という単語は、夕暮れ時に人の顔が見分けづらく、「誰そ彼」(誰だあれは?)と言ったことが由来です。画中の女性に昼夜帯を締めさせて、昼と夜の谷間である「黄昏時」に掛けたような、心憎い演出も成園ならではでしょう。

 

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右の作品は、北野恒富《舞妓》です。
満開の桜の下、緋毛氈の上にちょこんと座る舞妓。紅は下唇だけに塗られ、店出しして間もない事が分かります。扇子を両手で弄ぶ様も、自然なあどけなさを表しています。
恒富の舞妓は大変人気がありますが、他に、鷺娘や阿波踊りを描いた作品にも根強いファンがおり、今展ではそれらを一度に観ることができます。

木原文庫の中枢をなす作品群を一堂に会し、木原眞人氏の一貫した美意識に触れることのできる展覧会です。ぜひご覧下さい。
 
◆招待券プレゼント◆
本展の招待券を先着で5組10名様にプレゼント致します。
応募期間:2014年9月25日(木)~10月3日(火)

ご応募の際は《お問い合わせフォーム》よりタイトルに【笠岡市立竹喬美術館招待券応募】と必ず明記の上、

・メールアドレス
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をお送り下さいませ。
(個人情報保護方針に関しましてはこちらをご参照下さい)

 

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笠岡市立竹喬美術館特別展「艶美の競演−東西の美しき女性」

<会期>平成26年10月4日(土)~11月24日(月)
9時30分~17時(入館は16時30分まで)
<休館日>毎週月曜日(10月13日開館/14日休館
11月3日開館/4日休館 11月24日開館)
<料金>一般800(650)円
高校生500(350)円
市外小中学生300(150)円
※( )内は団体20名以上
※笠岡市内の小中学生及び
笠岡市内の65歳以上は入館無料
前売は一般個人のみ700円
※前売券販売所は下記HPでご確認下さい。
<会場>笠岡市立竹喬美術館(岡山県笠岡市6番町1-17)
TEL:0865-63-3967
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/

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